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節約、お金、生活の知恵について

自然がもたらす効果

  1.  自然とのふれ合いはどれだけ体にいいのか?

  2. 普段の生活に自然を取り入れる
  3. 最後に

 

都市部に住んでる自ずと自然と触れ合う機会が減ってしまいます。

意識しないとなかなかできないので、夏になるとキャンプやバーベキューなど自然と触れ合う機会が増えますが、さて自然と触れ合うと体にいい効果がありますのはご存知ですか?

今日はそこを解説していきたいと思います。

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1.自然とのふれ合いはどれだけ体にいいのか?

ダービー大学が行ったメタ分析(色んな研究に基づいた分析)でのデータから871人分をまとめて答えを出しました。

 

その結論を簡潔にまとめると、自然のふれあうことにより、人体の副交感神経は活性化するという結果が出ました。副交感神経とはリラックスした時など働き出す自律神経で、日頃溜まった疲れやストレスを緩和させる働きを持っています。自然とは人間の心と身体の疲れを回復する力があるということです。

 

自然がこの様なちからがあるのは、感情システムに影響を与えるからです。

 

感情システムとは人間の心の働きを3つに分けた考えで、

1.興奮

2.満足

3.脅威

私たちが調子良くやっていくには、3つの心の働きがバランスよく機能する事が重要なのです。

 

自然の中ではこの3つがバランスよく機能します。

季節の変わりや草木に動植物に興奮がほどよく機能され、緑の中に包まれ、草木の匂いに安らぎという満足感が得られ、茂みや川に潜む未知なるものに警戒というほどよい脅威が与えられるわけです。

ところが都市部での暮らしでは、興奮と脅威がほとんどで満足が少ない状況になります。カラオケやバーや居酒屋などで興奮が刺激され、車や大きな音で脅威が刺激され、その結果満足という心の働きだけが少ない状況なのです。

 

2.普段の生活に自然を取り入れる

 

この様に都市部の生活には満足の心の働きが不足しています。なので生活に自然を取り入れることがいいでしょう。例えば観葉植物やイミテーションの木でもいいですし、公園に行ったりなども良いでしょう。ノルウェーで行われた実験で、机の上に観葉植物を置いた従業員ほど主観的なストレスが低く、休む回数も少なく、仕事の生産性まで高い傾向がみられた、さらに他の実験では、観葉植物を前にしながら作業をした人は幸福度が47%アップし、作業効率が38%もあがったそうです。

3. 最後に

 

どうですか?人間には自然は必要な存在とも言えます。私達の何気ない暮らしの中で自然とはこういう影響を私達に与えてくれてました。そして私達もこれから守っていかなくてはいけません。皆さんも公園へ行ってみたり、家庭菜園したり、あえて自然と接する機会をつくるといいと思います。最近だとソロキャンプも流行っているので、それもいいかもしれませんね。