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胃活&腸活

 

 

 

 

 

 

はじめに

 

近年胃腸が不調の方が増えています。

 

 とくに胃のムカムカだったり、便秘などが特に多いです。

 

 胃の機能が低下してたり、腸内環境が乱れてるのかもしれません。

 

 そんな方達に胃活や腸活がおススメです。

 

 それでは解説していきます。

 

 

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1.各消化管の働き

 

1-1.胃の働き

 

 

食べ物を溶かして消化の一番はじめに行われます。

 

お腹の左上にあり、食道から食べ物が送り込まれると、ペプシンなどを含む胃液が粘膜から分泌され、食べ物はドロ状になり、一部はここで消化され、ほとんどは小腸へ。

 

 

 

1-2.小腸の働き

 

 

食べ物を分解して消化して吸収します。

小腸は3つの腸からできており、6〜7mもある長い臓器です。

免疫細胞の6割が集まるのも小腸になります。

また神経伝達物質セロトニンも小腸で作られ、貯蔵されます。

 

 

 

1-3.大腸の働き

 

 

食べカスの水分を吸収して便を作ります。

 

長さは1.5〜2mの大腸は食べカスを腸内細菌によって分解され、水分が吸収されて泥状に変化して、便を形成。

そして脳からの指令で排出します。

 

 

このように、いくつもの消化器官を通って、栄養や水分だけを吸収して、食べ物の有害物質と毒素などを一緒に便となって排出されるのです。

 

ですが排出がうまくいかないと、体内に毒素や老廃物をためこんで、不調や病気の原因にもなります。

 

 

 

 

 

 

 2.症状で判断!!胃腸のトラブル!!

 

 

 

 

 

 

2-1.胃の症状

 

症状

胃もたれ、吐き気、ゲップ、胸焼け、胃痛、食欲不振、胃のむかつき

 

 

 

慢性胃炎

 

胃酸の分泌減少が長引いてる状態です。

またピロリ菌という悪玉菌の長期感染でなるとも言われてます。

 

 

逆流性食道炎

 

胃から逆流した胃酸が食道を傷つけて、炎症が起こる病気です。

原因は胃酸の過剰分泌によるものと、逆流防止の筋肉の緩みなどで起こります。

 

 

③機能性ディスペプシ

 

胃の働きに異常が起こり、いの不快感が慢性的に続く病気。検査しても異常がです、精神的な要因も大きいと言われてます。

 

 

 

2-2.腸の症状

 

腹部膨満感、肩こり、腹痛、冷え、便秘、肌荒れ、頭痛、下痢

 

 

①腸内環境の悪化

 

便秘な冷えは腸内環境の悪化のサイン、腸内環境の悪化は免疫力の低下を招くため、肌荒れや冷えなど全身の不調につながります。

 

 

腸内環境のコンディションを左右する要素

 

腸内環境は、食事の内容、腸管のぜん動運動を引き起こすような食事のタイミングや、腸内に膨大な数が存在する腸内細菌のバランスによってコンディションが決まります。

 

 

 

 

 

2-3.胃や腸の不調を招く要因とは

 

 

 

①運動不足

 

運動をしないと腸のぜん動運動も少なくなり、便秘の要因になります。

 

しかも血の巡りが悪くなり、冷え性がおこり、腸の働きも低下してしまいます。

 

 

➁食生活の乱れ

 

食べる時間が決まってなかったり、夜遅くや朝に暴飲暴食したり、間食を繰り返してたら、胃腸が休まる時間がありません

 

そうなると胃腸の機能は低下して、不調を招きます。

 

 

③ストレス

 

ストレスをかかえると胃や腸にダメージがかかります。

 

疲れや不安や緊張なども不調の要因になります。

 

 

3.胃活は消化を促すもの、腸活は排出を促すもの。

 

 

3-1.胃に負担をかけない食事

 

消化にいいものを腹八分目ですませ、夕食は就寝3時間まえまでにすませる。

 

胃の調子が悪い時は、なるべく消化しやすいものにして、食べ物を細かくする胃の負担を軽減してあげましょう。

 

お粥やスープ、うどんなど。逆に消化に悪いもの刺激物は避けましょう。香辛料、アルコールや肉類など。

 

朝はフルーツなどがおススメです。

 

 

 

3-2.腸の働きをよくするもの

 

腸活にはやはり食物繊維が重要。

 

食物繊維は不溶性水溶性がございます。

 

不溶性食物繊維は、水分を吸収して膨らむため、腸を刺激してぜん動運動を活発にして、排便を促します。

 

そして水溶性食物繊維は、食べ物を包み込んで消化吸収を穏やかにするため、食後の血糖値の急上昇を抑えてくれます。

 

また食物繊維は善玉菌を増やして腸内環境を整える効果がございます。

 

摂る割合としては

不溶性食物繊維:水溶性食物繊維

2:1がベストです。

 

不溶性食物繊維

ブロッコリー、じゃがいも、ごぼう、さつまいも、豆類など。

 

水溶性食物繊維

わかめ、なめこ、もずく、昆布、果実など。

 

3-3.オリゴ糖

 

消化性オリゴ糖と難消化性オリゴ糖の2種類あり、腸にいいのは難消化性オリゴ糖です。

 

吸収されないまま、大腸まで届き、腸内の善玉菌を増やしたり、ぜん動運動を促したりもします。

 

味噌、はちみつ、しょうゆ、大豆類、にんにく、玉ねぎ、ごぼう、とうもろこし、てんさい糖、キャベツなどございます。

 

 

3-4.グルタミン

 

アミノ酸の一種で腸の粘膜細胞のエネルギー源。

 

粘膜を強化して栄養の吸収を促します。

 

腸の働きをサポートして、リンパ球の栄養として、免疫活動を円滑にする働きもあります。

 

生魚、生卵など。

 

 

 

3-5.発酵食品

 

腸内環境を整えるにはやはり発酵食品です。

 

やはり日本人にはヨーグルトやチーズよりも、味噌や納豆、漬け物のほうが体に合っています。

 

生きたまま腸に届くので、腸内をきれいに掃除してくれます。

 

 

4.まとめ

 

胃腸の不調がある方はまずは消化にいいものをとったり、食べる量を減らして胃腸の休める時間を作りましょう。

 

現代では食料が豊富で胃腸に食べ物が残っており、消化や吸収が終わってないのに、次の食べ物が運ばれてきます。

 

それでは胃腸は疲弊して機能が低下してしまいます。

 

さらにストレスや運動不足などの負担もあり、不調はさらに増す一方です。

 

腸は免疫機能をつかさどる器官なので、体全体に影響がでてきます。

 

さらに最近では自閉症なども腸内環境の悪化とも言われてます。

 

皆さんもまずは胃腸を休める事から始めてください。